こんにちはゆりです。
今日は妊婦健診で使える英単語をシェアしたいと思います。
日常英会話に支障がない人でも、産婦人科で使うような英単語は馴染みのない方がほとんどだと思います。私も、日本からカナダの産婦人科に予約の電話をするまでは、「産婦人科」という単語さえ知りませんでした。
実際に、現地で診察を受けている際にも、先生の言いたいことの大半は理解できるのですが、専門用語がひとつ出た途端、頭の中が???となってしまい、先生に簡単な単語を使って説明し直してもらったり、絵を描いてもらって説明してもらう必要がありました。忙しい先生に通常の患者さんより時間をかけて診察してもらうのはかなり罪悪感を感じました。
そこで、これから海外で出産を予定されている方向けに、産婦人科で使える英単語を「妊婦健診時」「出産時」「出産後(育児)」に分けて、シェアさせていただこうと思います。現地でのスムーズな受診・出産に少しでも役立てていただけたら思います。
※このブログのテーマが、日本で妊娠後期まで妊婦検査を受け、妊娠後期から赤ちゃんが1ヶ月になるまで海外に滞在することを前提としているため、妊娠初期・中期の英単語が手薄になっている可能性があります。あらかじめご了承ください。
「産婦人科」
まずは、「産婦人科」は英語でObstetric & Gynecologyと言います。Obstetricは「産科」Gynecology は「婦人科」となります。よくそれぞれの最初の数語を取って、OB/GYNと略称されます。
また、「産科医」はObstetrician、「婦人科医」はGynecologistと言います。
発音しにくい単語ですし、きちんと発音できるかもわからないので、私は略称しか使ったことがないです。ですが、一般的な略称なので、OB/GYN(オービージーワイエヌ)と言えば私の経験上では100%通じました。
「紹介状」
日本のお医者さんに英語で紹介状を作成依頼してもらうことになりますが、「紹介状」はRefferalと言います。それまでの血液検査の結果や妊婦健診の記録が同封されています。
「出産する」
「〜を出産する」はgive birth toを使います。「カナダで出産します」はI will give birth to a baby in Canada. です。この表現は産婦人科の予約や入国審査、日常会話で何度となく使いました。
出産方法に関する英単語
初診の時点で、どのような出産方法を希望かを聞かれると思いますが、その時に「経膣分娩」vaginal birthを希望しているか、「帝王切開」C-sectionを希望しているか聞かれます。日本の場合、帝王切開は何か問題があった後の最終手段ですが、カナダの医療関係者に聞いてみたところカナダでは最初から帝王切開を選ぶ妊婦さんも多いそうです。(ただし、どちらを選択するかの流行りも約10年ごと入れ替わるそうです。)
「自然出産」natural birthは人によって言葉の定義が多少異なる可能性がありますが、経膣出産で、なるべく薬に頼らない出産を指します。麻酔などを利用して痛みを緩和する方法には「硬膜外麻酔」epidural anesthesiaなどがあります。(日本で無痛分娩という場合は通常硬膜外麻酔を指します。)
診察で使う英単語
そのほかに、下記のような英単語が妊婦健診時の会話で必要でした。
「超音波(検査)」ultrasound
「胎盤」placenta
「逆子」breech baby
「胎動」fetal movement
「浮腫み」swelling
「痔」hemorrhoids
「肛門」anus
「便秘」constipation
「子宮口」cervix
「子宮」uterus
「骨盤」pelvis
「膣」vagina
「おりもの」vaginal discharge
「子宮頸がん」pap smear
「タンパク尿」proteinuria
ただし、妊娠に伴う諸症状は人それぞれなので、人によって必要な英単語も変わってきます。
私は日本で検診している頃から痔の症状があったので、肛門や痔などの英単語をよく使いました(笑)肛門の医学用語がわからずに、最初はずっとassholeと表現して、先生に笑われました。(assholeはスラングで「くそ野郎」とか「嫌な野郎」の意味)
現在妊娠中に使う英単語をワードでまとめているので、出来上がったらこちらにシェアさせていただきます。
少しでもお役に立てたらと思います!
それではまた次回。